家庭菜園を始めるときにあった方が良い道具は沢山ありますが、必要な物はそれほど多くありません。
ホームセンターには道具が色々ありますが、他のもので代用できることもありますので、家庭菜園をやりながら必要だと思ったときに買い足すのがおすすめです。
野菜を作る場合に必要なもの
移植ゴテと、軍手、またはゴム手袋は必須です。葉物や苗もの野菜にも使います。
移植ゴテ
移植ゴテは、種に土をかぶせたり、軽く土を掘って雑草などを取るとき、苗ものを植えるとき、ネギや根菜類の根元に土を寄せるときなど、1つあると色々なことに使えます。
移植ゴテはステンレス製とプラスティックのものを見かけますが、作りがしっかりしていればどちらでも問題ありません。
100円ショップにも売っているステンレス製のものは、新しく柔らかい土で使用する場合には問題ありませんが、少し硬い土などで使う時は、スコップ部分が折れ曲がってしまうことがあります。ホームセンターでも数100円で購入できますので、こちらをおすすめします。
軍手
軍手がなければ、炊事用のゴム手袋でも問題ありません。軍手は土汚れが付き、雨の後などはドロドロになりますが、ゴム手袋は汚れても手入れが簡単です。
ただゴム手袋は中が蒸れるので、中に薄手で手にフィットする軍手を重ねると蒸れも気になりません。
支柱
苗もの野菜には支柱が必要です。長さ太さ様々な支柱がありますが、ナスやピーマンなどあまり丈が伸びない野菜は長さ1m位の支柱1本、トマトやキュウリなどの丈の伸びる野菜は200cm前後の支柱が3~4本必要です。
その他
支柱と苗を結ぶビニールテープと、テープを切るはさみが必要です。
ジョウロは水やりに欠かせませんが、キャップに数カ所穴を開けたペットボトルで代用できます。
プランターで必要なもの
鉢底石、ふるいなどが必要です。
土の水はけや通気性を確保するためには、鉢底石が有効です。しかしながら、鉢底石を敷き詰めるとプランターの大きさによっては重たくなることがありますので、室内からベランダなどへの移動がある場合は、なるべく軽い石をサラッと敷いた方がいいでしょう。
ふるいはプランターの土を再利用する際に、土中の根などの余分な物を取り除くときにあると便利です。100円ショップの物で十分使えます。
おまけ:畑での家庭菜園で必要なもの
先のとがったスコップ、クワ、カマなどが必要です。
畑を耕す時にはクワと思われがちですが、スコップは足で踏むことで深くまで掘り起こせますので、スコップのほうがやり易いという方もいます。
カマは草を取るときに使います。移植ゴテで掘りながら草を取ることもできますが、しゃがむ必要がありますので、立った方が作業が楽な方は、柄の長いカマをおすすめします。